にゃんこ先生の人間観察

にゃんこ先生の人間に対する厳しくて愛情深い眼差しを綴っています

スピリチュアル:高額は疑え!

にゃんこ先生がPの様々な生活状況から次のことがわかった。

宗教、自己開発セミナーをも含めてスピリチュアルなイベントや体験旅行で高額なものは全て、スピリチュアルからかけ離れた「物質欲」の権化である。以下はその例である。

人間の物欲から生じた言い訳

  • 高額な料金=ご利益が高い、高額な料金が払えるあなたは選ばれた人、金持ちを対象にするうたい文句
  • 多額なお布施をすれば、徳が積める
  • 金持ちが教祖や師のスポンサーである:それがどうした?その金持ちの霊性について言及しないのはなぜか
  • 身銭を切ってお布施や献金をすれば、それは大きな徳になる=教祖や師の生活費になり、彼らが贅沢になれる
  • 高額な「神聖」な物品販売:カルマがなくなる、ご利益がある。カルマは行いで償うのではないか?

こうしたことを言われて洗脳されて、自分の生活費を投げ捨ててお布施や献金をするようになる。誰が生活費を稼ぎ、人生を支えてくれるのか?

なぜ、人間Pはこういうことがわからなかったのか?

その対処法としては、「いかがわしい金儲けをするビジネスマン」として、教祖や師、主催者を見直すこと。そして冷徹に関係を断つことが最良である。

彼らのカルマは彼らが贖う!

 

そして高額なイベントやセミナーにつきものが、これまた高額なお札、護符、マントラ、腕輪などの「神聖」な物品。

おもしろいことに、彼らは物質世界は低俗で霊界高いという。なぜ、物質である「神聖」な物を売るのか?

「神聖」なものを身につけることで、あらゆる悪霊から守られるらしい。自己の精神や意志力の冒涜ではないか?

そして、買い求める側も「神聖」なものを身に着けたり、高額なマントラを唱えることで、神に愛される人、神聖な人になりたいという欲望があるのだ。

 

主催者は正直に言ったらどうだろうか。

スピリチュアルで稼いでいます。そのための物品ですと。

 

我々猫はこうした人間たちの欲望が理解できぬ。人間よりはるかに崇高かも・・・。

Pの部屋にはこういったものがごちゃごちゃあった。

今は、資料や物品などの全てのものが段ボール箱に入れられて封印してある。

 

私、にゃんこ先生はやっと安心した。

やっとまともな人間になったと・・・。